好きを大事にするブログ

好きなものを紹介していきます。漫画の紹介がメイン!みんなも漫画を読み込もう。

【漫画紹介・感想】姫のためなら死ねる 9巻 概要とここ好きポイント

基本情報

著者:くずしろ
発売日:2019年5月7日
おすすめ度:★★★★★
一言:平穏な日常。ちひさきものはみなうつくし。

概要

平安時代だけど歴史を知らずとも楽しめる

清少納言と藤原定子が送る宮中4コマの第9巻です。
今回は歴史的な物言いや物品は少なく、やはり歴史を知らなくても楽しめるものとなっています。
というかぶっちゃけ筆者も登場人物の人間関係がわかってない部分も多いので、この記事を書きつつおさらいしたいところ…


平安時代と言えば…
年代すらわからない…

794年から1192年の間とかなり長いですね…(wikipedia調べ)
清少納言は900年代終盤の生まれらしいので、大体1000年頃の物語でしょうか。
作中でも「1000年後までこの日記は残るぞ!」とか言及してたりしますしね。

少納言が定子の下でどったんばったんおおさわぎ

このサイトで「姫のためなら死ねる」を紹介するのは初めてなので、9巻ではなく作品自体の紹介をしたいと思います。


清少納言という人物を聞いたことはあると思います。
平安時代の女性で、「春はあけぼの〜」で有名な「枕草子」を書いたと言われています。
そして彼女が藤原定子の家庭教師となって宮中で暮らすこととなる直前から物語は始まります。


筆者は歴史に疎いので後半の部分がそのままだとちょっと考えねばわからないのですが、要は「引きこもって春はあけぼのとか言ってたら、偉い人の可愛い娘さんの家庭教師をすることになったぜ☆」ってことだと思います。
作中だとそんな感じです、実物については分かりません。



実際の清少納言は枕草子の中で藤原定子(ふじわらのていし)に言及しまくってたみたいですね。
定子のことを褒めちぎる章もあったり。

そしてこの作品では少納言は定子のことが大好き過ぎて、家庭教師として必要以上に側にお仕えしたり定子以外の宮中の人々はどうでもいいと思っているフシさえあります。
まあ流石にどうでもいいとは思ってはいないみたいですが、とにかく定子様LOVE♡です。


ちなみに清少納言は作中では「少納言」と呼ばれることが多いです。
そういう役職名らしいです。
大昔の人たちって親や夫以外に真名を教えたりしないと聞きますから、現代まで名前が伝わってないかもしれませんね。



登場人物としては少納言と定子の二人の他にも、

  • 定子を姐様と慕う「彰子」(彰子)
  • 彰子の女房で源氏物語の作者である「紫式部」
  • 定子の夫?「主上」
  • 少納言の実質的な保護者「弁官」
  • 少納言にツンデレな「紅式部」
  • 陰陽師「安倍の人」
  • 源氏物語を読みた過ぎて仏像まで掘った「菅原孝標女」(すがわらのたかすえのむすめ)
  • 定子の母「貴子」
  • 彰子の母「倫子」
  • 藤原伊周や藤原道長といったその他大勢

とかなり多岐に渡ります。
あとは白銀とか翠とか和泉式部とか。

大体歴史上の人物なんだと思います。
筆者は全然わかりません!
藤原伊周(これちか)とか読めませんでした!

大丈夫です、歴史を知らなくてもそのうち覚えられます。


でも枕草子や源氏物語を読んだことがある方ならば更に楽しめるのではないでしょうか。
作中のエピソードでも枕草子を元にしたものも多いようですからね。

子供たちの出番が多い平穏な9巻

定子、彰子、主上3名の出番が今回はなんとなく多い気がします。
その分弁官の出番が少なめな…というかだんだん少なくなってきてない?

子供たち3人でオウムを物珍しげに見つめ、名前を付ける様はいとろうたげなり。
ちひさきものはみなうつくし。


あとは暴君の主上がその権力を振りかざし皆を蹴鞠大会に誘ったり…

暴君…?

まあとにかく幼い3人組がとにかく可愛い巻です!
シリアスも冒頭以外無いのですっごく癒やされますよ〜。

収録エピソード

  • 清少納言と定子様の髪
  • 伊周と道長の口紅奪い大作戦
  • 宮中におうむがやってきた
  • 源氏物語をコピーせよ。何十部も。
  • 暴君主上主催☆蹴鞠大会
  • 暴君主上の引きこもり宣言
  • 墨で黒く固まる髪
  • 姫前で虚しく落ちるヅラ
  • 紫式部人形失踪事件
  • 道長様は愛されたい
  • 雪合戦と大人の余裕
  • 紫床に伏す
  • 式神の冒険譚
  • あーりん推しの9巻
  • クソリプとパクツイ

ここ好きポイント

暴君主上に従わない姫たち

主上が定子と彰子を蹴鞠に誘う場面で、「今本を読んでいるんですけど…」と申し訳なさそうに断る定子が可愛くて好きです。
読書>主上

彰子に至っては申し訳なさすら出してませんからね!

おるよ!!

スネて眠りだした主上と彼が起きるまで軒先で待つ定子の場面。
最初は大人らしく立派に振る舞おうとしていた定子が、今じゃもうホントに立派になっていると思います。

夜遅くまで主上を待つ様はまるで母のよう。


そして当然すぐ足元で定子の待ちぼうけを見守る少納言と安倍の人!

少納言が心配してそうだって!?もちろんおるよ!!

髪を梳くのに刀まで

少納言が寝落ちしたせいで墨で髪が固まってしまう場面。
固まった髪を梳くのにクシだけではなく、お湯を試したり布で濡らしたりかんざしを刺そうとしたりしたようですが、ことごとく失敗してしまったようです。

というかクシやかんざしと一緒になってる小刀…
梳くというか斬ろうとしてるでしょそれ!
梳くのに失敗して折れてるし!

髪は女の命と言いますが、その命より固くなってたんじゃないでしょうか…

式神並べ

安倍の人が定子式神を日向ぼっこさせてる場面。
かわいいすき。

総評

くずしろ先生は油断しているとすぐにシリアスに走るのですが、概要でも書いたように今回はシリアス分が少なめで非常にほんわかして読みやすかったです!

ちひさきものはみなうつくしと思っている方は是非読んでみてください。
今まででトップクラスに子供らしい三人組が見られると思います!