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【漫画紹介・感想】桜Trick 2巻 概要とキャラクター紹介とここ好きポイント

基本情報

著者:タチ
発売日:2013年2月27日
おすすめ度:★★★★★
一言:優の姉、美月会長が本格参戦!

概要

美月会長本格参戦

1巻の途中から登場はしていた園田優の姉、園田美月が2巻から本格参戦します。

どうやら美月会長は優の親友である春香のことがかなり気になっている様子…

2巻の最初のエピソードでも、美月会長は春香と優の二人を監視するために二人のいる教室にやってきているくらいですからね。


優が春香の名前を出すたびに反応したり、電話で春香とお話ししたがったり…

完全に恋に落ちてますねこれは。

二人の仲はさらに発展

まだ物語はあまり動かず、春香と優がさらに仲を深めていく段階ですね。

まあこれ以上どう仲を深めていくんだという話でもありますが、2巻は二人きりで出かけるエピソードが多いように感じられます。


二人で文化祭の出し物を見たり、マフラーを買いに放課後デートをしたり、結婚式に行ったり

二人で笑いながらあれこれしているのを見ると、こちらまで楽しくなってきますね!

特に優ちゃんと一緒に過ごしてる時の春香の嬉しそうな顔!

優ちゃんのドレス姿を見るためならばお小遣いすら投げ出してますからね、本気の優ちゃんのための行動が今回もたくさんあります。



そして春香と優だけではなく、コトネとしずくの距離もちょっと縮まった様子…

まあ、コトネとしずくも最初からかなり近いんですけどね!

2巻収録のエピソード

1巻と比べて学校の外でのエピソードが少し多めですね。

  • 放課後の一コマ
  • 文化祭準備(お泊り編)
  • 文化祭当日☆
  • マフラー求めて春優放課後デート
  • 風になったゆず
  • 温水プールで文化祭打ち上げ☆
  • 春優結婚式
  • みんなで光のアート展!
  • 春香の年末ご挨拶
  • 保健室での一コマ
  • コトネとしずくの朝の一コマ

キャラクター紹介

園田美月

会長はお姉ちゃん

優の姉で、1巻開始時点では高校3年生です。

長くて先がふわっとした金髪と、そこに映える優とおそろいの白い花飾りが特徴です。

そしてメインキャラで唯一眼鏡をしているのも特徴ですね。


優たちと同じく美里西高校に通っており、なんと生徒会長をやっています。

この記事でも美月会長と呼ぶことがある由来ですね。

途中で世代交代のために生徒会長ではなくなるのですが、それまで呼ばれ続けてきた名称からが変わることは無く、そのまま美月会長と呼ばれたりしています。

まあ、流石に卒業後は美月先輩という呼ばれ方に落ち着いたみたいですけどね。


生徒会長となっただけあり、優とは逆に勉強が得意みたいですね。

そしてまた逆に運動は苦手であると…

作中の体力レベルはもしかしたら最低かもしれませんね…

春香にご執心?

冒頭のほうにも書きましたが、どうやら春香のことが大変気になっているようです。

気になっているという点で言えば1巻どころか優が中学生のころから春香のことを知りたいと思っていたようですね。

春香が優の友達だということは知っており、春香も何度か優の自宅に上がったことはあるものの、学校行事やら体調不良やらで結局高校入学後まで出会うことは無かったようです。

そのため、存在は知っているもののどういう人物か知らない春香には元々興味はあった様子。


春香と出会ってからは、それまで以上に春香のことを知りたがってますね。

というか春香と出会った数日後に春香と優が自室で共に倒れこんでいるところを目撃してしまい、気にせざるを得ない状態です。

何かと理由を付けては春香のところにやってきて、優との距離が近すぎないか監視しています。


…春香と優を監視するのが目的なはずなんですけどね、春香しか見てないですね。

野田コトネ

家出中のお嬢様

春香たちと同じく高校1年生で、1巻表紙の左上にいる長髪の女の子です。

明るく元気な性格で、「おはモニ!」だとか「よろしくハロりん!」とかちょっと変わった挨拶をして登場しました。

「おはモニ」のほうは、その後彼女たちの間で流行ったみたいですね。

持ち前の明るさや行動力を生かし、前に進めない春香たちを引っ張っていくことも多いです。



2巻では実家に温水プールが設置されているほどのお嬢様だと判明しますが、そんな家では暮らしておらず、しずくちゃんの家に居候しています。

温水プール回では婚約者がいることも判明し、水着回なのに2巻までで最もシリアスな展開が訪れます。水着回なのに。

その婚約者の話はまだアニメ化されていない部分で回収されているので、アニメしか見ていない方は是非原作も…


しずくちゃんの家は野田家と交流はあるものの、お金持ちなわけではないようで、庶民的な生活を満喫していますね。

でも後の巻で判明するけど実家のメイドさんの力は借りてるヨ。

裏メインストーリー

春香と優の関係がメインストーリーならば、コトネとしずくの関係は裏メインストーリーだ!

春香と優がお互いを特別だと思っているように、コトネとしずくもまたお互いを特別だと思っています。

春優ほど描写が多いわけではないですが、キスをすることも多いです。




友情の延長、友達以上恋人未満。

そんな春香と優とは異なり、二人の関係はどちらかと言えば恋人のそれに近いものを感じます。

お互いのことは好きあっているけれど、性別、婚約者といった障害のために自由になれない、そんな感じです。


フルスロットルな春優と、しんみりとしたコトしず。

2つの恋愛模様が同時に進行していくのが桜Trickという作品の見どころの一つと言えるかもしれません。



春香と同じように、コトネもしずくちゃんにかわいいだとか好きだとかよく言ってるんですけどね、ために見せる不安げな表情がちょっと切ないです。

南しずく

正統派少女

コトネたちと同じく高校1年生の黒髪ツインテールの女の子です。

可愛いものや甘いものが好き、一人ファッションショーをしたりする、といった具合にメインキャラの中では一番の正統派少女と言えるのではないでしょうか。


というよりはどちらかといえば他のキャラの好きなものが偏ってるんだ…

園田姉妹は抹茶好きだとかゆずは焼きそば大好きだとかコトネはしずくが大好きだとか春香は優を愛してるだとか楓は悪戯が好きだとか…


運動も苦手で勉強はそこそこっぽいと、若干筆者の偏見もありますが、まさに普通の少女と言えるような気がします。



ちょっとツンとした話し方をするものの、コトネには長い付き合いなせいかちょっとキツく当たることもありますが、それ以外の相手にはトゲのあることを言ったり、強い言葉を使ったりすることはありません。

また、性格はちょっとおとなしめですが、ノリが悪いというわけでもなく、真面目にするべきところとふざけてもいいところがわかっている感じがしますね。

プール掃除のときに遊んでるコトネたちに合わせてサボったりとか文化祭の準備に積極的に参加したりだとか。


昔からそうだったのではなく、コトネの影響も強いみたいですね。

春優以上にコトネと一緒

登下校も一緒、学校でも一緒、果ては家でも一緒とずーっと一緒にいます。

家庭的な会話も行うその様はまるで長年連れ添った夫婦のよう。


一緒にいて楽しそうな春優と異なり、一緒にいて安心してそうなコトしずの距離感が凄く良いんですよ。

どのコマ見ても静かに一緒にいるのが凄く良い。



でもその一緒に入れること自体に、裏には大きな努力が、あったりなかったり。

コトネの婚約者はもちろんしずくちゃんではありませんからね…

コトネとずっと一緒にいるためにはそのしがらみから逃げるか、解決せねばなりません。

これからも一緒にいられるかは今後の彼女たち次第です。

ここ好きポイント

猟師にこだわる美月

文化祭の朗読劇として春香たちは白雪姫をやることにしたのですが、その際に美月はなぜか猟師の役をやりたがります。

白雪姫読んだことがなくあらすじしか知らないんですが、そんなに重要な役割なんでしょうか…

最初に朗読劇に誘われたのが1巻で、実際に朗読劇の配役を決めるのが2巻と、巻を跨いでまで猟師にこだわっています。


ホントにどうしてそこまでこだわるんですか…

乙女春香に振り回されるゆず

引き続き文化祭において、優と一緒に出店を回りたかった春香でしたが、優が美月と一緒に出店に行ってしまったことにより、楓とゆずとの3人で回ることになります。

そんな中、楓が一時的に二人のもとを離れた際の春香の乙女回路に振り回されるゆずから、「何言ってんだこいつ」感が出てて好きです。

0コマ目のキス

温水プール回では扉絵からキスをしているという1コマ目どころか0コマ目からキスをしています。

その後の展開的に冒頭以外でキスシーンを描くのは難しかったのかもしれませんが、まさかそこまでするとは…


1巻でも1コマ目からキスシーンはありましたし、作者のキスシーンへの熱い思いが伝わりますね!

水着回なのにシリアス回

またまた引き続き温水プール回において、前述のように水着回なのに2巻屈指のシリアス回となっています。

2巻どころか物語前半でトップかもしれませんね。

水着回なのに、コトネを実家に連れ戻そうとするシリアスな話が展開していくギャップが好きです。

結婚式回

この回全部好き。

春香と優が結婚式に出席する会ですが、聞き間違いで自分が結婚すると思い込む優ちゃんだとか、誓いのキスのし過ぎで目を合わせられなくなる二人だとか、とにかくかわいい要素がてんこ盛り!

あとは春香の母親がブーケトスを受け取ってしまったりとツッコミどころも多々あります。


一番好きなのは春香の父親が「どこの誰とも知らん男なんかに春香は絶対やらないぞ!」という言葉を曲解して、どこの誰とも知らない男でなければ結婚してもいいってことを優ちゃんに伝え、それを聞いた優ちゃんがまんざらでもなさげに春香に抱き着くシーンです。

あとその後の話で件の誓いのキスのせいでお互い意識しちゃってるのも好き。

総評

コトネの婚約者の話が出てきたり、美月が春香のことを意識しているといったように、この作品の行く先が少し垣間見える巻です。

3巻は美月の卒業もあり、若干ストーリー色が強くなりますので、ぜひ2巻の日常編をお楽しみください。